先輩の声

レジデント1年目(平成26年度)

平成24年卒 佐藤 研人

内科を学ぶなら幅広く、と考えていますが、呼吸器疾患は特に幅が広い領域だと感じます。間質性肺疾患・悪性腫瘍・感染症・アレルギー疾患など疾患の範囲は広く、膠原病などの他領域疾患に起因する肺疾患も多くみます。ICU管理が必要な急性期疾患から緩和医療・在宅医療が必要な慢性期疾患、生命に関わる疾患から感冒などのCommon disease、胸部レントゲン・CTの基本的読影から気管支鏡、胸腔ドレナージなどの専門手技の習得、日常業務として病棟業務の他、救急外来、一般外来なども経験できます。学ぶことが多く一人で勉強しても追いつかない範囲の知識が必要ですが、慈恵の呼吸器内科の先生方は常にやさしく手助けして下さり、自分一人では体得できないような成長が得られると実感しています。一人でも多くの後輩が入局してくれることを願っています。

レジデント2年目(平成26年度)

平成23年卒 上井 康寛

私が呼吸器内科を選択したのは、感染症・腫瘍・アレルギーなど幅広い分野があること、気管支鏡や胸腔ドレーンなど適度な手技があること、レントゲンやCTなどの画像診断が好きであること、が理由です。慈恵医大呼吸器内科は医局の雰囲気がとても良いのが自慢です。確かに日常業務は忙しいですが、チームワークが良く、指導熱心な先生方ばかりで勉強の機会は事欠きません。レジデント3年目では東京病院、がんセンター、循環器呼吸器病センターなど専門性の高い連携施設もあり、各分野を深く学ぶこともできます。また、大学院に進まれる先生方も多く、臨床だけではなく、研究への道も開かれています。入局を考えておられる先生方は是非見学にいらして雰囲気を肌で感じてみてください。

大学院4年目(平成26年度)

平成17年卒 伊藤 三郎

私はもともと臨床志向でしたが、桑野教授の『呼吸器内科医はscientistであるべき』という言葉に惹かれ、大学院に入学しました。自分の研究がいつか難治性疾患の解決に結びつくよう、臨床と同じかそれ以上の覚悟を持って研究に邁進する毎日です。我々の研究室は日本呼吸器学会や、ATS・ERS・APSR等の呼吸器国際学会のみならず、基礎系の学会においても注目されるような研究を多く行っております。指導医の先生達とのディスカッションは常に最先端の研究を視野に入れた刺激的な内容で、いかに医療への貢献をするかについてクリエイティブな発想の応酬です。現状維持では満足できないすべての人に当科への入局をお勧めします。また、現在子育てをしながら研究を行っている他大学から国内留学中の女性の院生もおり、多くの方に働きやすい環境と思います。幅広いニーズに応えられる懐の深い医局ですので、ご興味のある方は是非一度我々の医局・研究室へいらしていただければと思います。

留学を終えて(平成22-25年度)

平成13年卒 皆川 俊介

平成22年4月より平成25年5月までUCSF (カリフォルニア大学サンフランシスコ校)で研究留学をさせていただきました。自分たちの研究室はTGFβの活性化に関わるαvβ8 integrinを中心とした分子細胞生物学的研究を通じた肺疾患(特にCOPD、間質性肺炎)の病態解明、分子標的薬(抗体)開発を行っていました。小さなラボなのですがレベルの高い研究を精力的に行っており、現在でも慈恵医大呼吸器内科から交代で人員が派遣されております。留学というととてもハードルが高く感じますが、私は元々決して優秀な方ではありませんでしたが、医局の協力もあり楽しく留学生活を送ることができました。また留学生の中には研究のバックボーンがなくても行って、立派に仕事を終えた先生もいます。言葉の壁や、研究の難しさ、生活の困難さがあり、金銭的にも楽ではありませんが、かけがえのない経験ですしチャンスがあれば是非行くことをお勧めします。呼吸器内科も全力でサポートいたします。